人生で2番目に高い買い物の本
人生で2番目に高い買い物の本マネーライフ編集部
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おすすめ度 ★★☆☆☆
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日本経済が右肩上がりの成長を続けていた時代は、20年先、30年先の状況を見越して定期つき終身保険に入る人が多かった。だが、定期つき終身保険は見直しをするには融通が利かず、かつ保障内容の幅を広げるために加入する「特約」もメインの契約がなければ継続することはできない。本書ではこの定期つき終身保険を「フルコース料理」にたとえ、その融通のなさを指摘し、新たに登場した「アカウント型保険」を「カフェテリア方式」として、そのメリットについて説明している。
本書は見直しや組み合わせが自由なこの「アカウント型保険」について論じた初めての本。「アカウント型保険」を先行き不透明な時代にふさわしい保険として紹介し、かつ「アカウント型保険」を使って賢く保険を組み合わせる方法について論じている。
本書の優れたところは、年齢別に考慮すべき費用や必要な保障額が表にまとめられており、ひと目で必要な保険の種類がわかるようになっていること。たとえば「残された家族に必要なお金」では、生活費、教育費、子どもの結婚資金、住宅費、妻の老後資金、死亡整理金、予備資金などの項目にわけて計算式を示しており、空欄に数字を入れるだけで必要なお金が計算できるようになっている。また、子どもの教育費の目安を幼稚園、小学校、中学校、高校、大学別に分けて示し、医療費や老後の費用についても具体的なモデルケースを挙げて必要な金額の目安を示している。
さらに「保険ポートフォリオ」と称して、死亡保障、医療保障、介護保障、貯蓄の4つの要素をライフスタイルやライフステージに応じてうまく配分する方法についても紹介されている。自分の収入や家族状況に合わせ、保険額はそのままにして保障内容を変える方法について論じられているくだりは、アカウント型保険がいかに優れているかを示している。
巻末には、実際にアカウント型保険を使っている人の「保険ポートフォリオ」のモデルケースが示されている。20代から60代までの各世代、子どもの有無など、さまざまなケースが取り上げられているので、自分のライフスタイルやライフステージに合ったモデルが見つかるだろう。「人生で2番目に高い買い物」を成功させるために、ぜひ一読をおすすめしたい良書である。(土井英司)
★★★☆☆ 2005-10-30 こらからはアカウント保険
今までの保険タイプで一番多いのが、定期付き終身保険。このタイプの保険の欠点は、定期部分の期限より1日でも遅く亡くなった場合の死亡保険が少なくなる事。養老保険も低金利の今貯蓄性はなくなった。
ライフステージにおいて欲しい保証も変わるが今まではセット保険になっている為、いらない保証がついている。といって複数の保険会社と契約すると管理が大変。終身保険には解約返戻金があるので貯蓄性があるといって勧められた人も多いと思うが、低金利のいまその貯蓄性もうすれ、それを元に保険を乗り変えると、ランクが下がったりする。よって今の時代、安い保険料で保証を買う定期保険を使い、節約したお金を自分で貯蓄し、後に終身保険にするのがよいとなるが、保証が不足したり、貯蓄がうまくできなかったりとする。
そこで登場したのがアカウント保険。これは、保険料の中から保険とアカウント(貯蓄)を別々に積みたて、ライフプランに応じて、必要な保証をつけたり、アカウントに回したりとできる商品。このアカウントは出し入れ自由。
アカウントを貯めておき、後に終身保険で80歳まで保証を買うといった事もできる。アカウントを教育費として引き出す事も可。
保険会社が倒産した時の保証がどうなるかまたアカウントの部分は保証されかは疑問の残るところである。契約する前にソルベージンマージン比率などをしらべてから契約するべきであろう。
★☆☆☆☆ 2004-05-22 アカウント保険の提灯本に過ぎない
生命保険の説明するような本の体裁を取っておきながら、実質はアカウント保険を盲目的に持ち上げているだけの本。
保険会社のパンフレットを買わされたような不快感が残る。
従来型の保険に対しては、保険料が高い・お金がたまらない・見直しが難しいなどと欠点をあげつらう一方で アカウント保険の欠点については何の記述も無い。
さらに単品保険を自分で組み合わせる方法に対して「保険マニア」とこき下ろすなど、純粋に保険の知識を求める読者に対して失礼だとは思わなかったのだろうか。
アカウント保険といえども(だからこそ?)適切に利用するためには深い知識が必要だというのに。
保険をこれから必要とする読者に対し普遍的な知識を書かずに 保険会社の新しい商品を薦めるだけなら、自社の製品の欠点をいえない保険レディーや代理店と一緒である。
執筆者のバランス感覚と責任意識の欠如を強く非難する。
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